「最近の若者」

昼から打ち合わせがあるため、


ちょっと早めの昼飯を食べに、

会社の近所の「王将」に入った。




おっと~、


まだ早いからか


私が昼どきの

最初のお客さんみたい。

貸し切りってか(笑)

なーんて思いながら、

カウンター席の一番奥に座った。

店頭に見本が飾ってあった


「チャーハンと冷麺」の

ランチを頼む。



王将、さすがに待たせない。


すぐに出来立て熱々チャーハンが出てきた。

フーフーしながらチャーハン食ってると、

追って冷麺も運ばれてきた。

早っ。

感心してたら、

自動ドアが開いて、

なんかiPodみたいなん聞きながら、


若い、ちょっとヒップホップ入った

にーちゃんが入ってきた。


で、一瞬店内見て、

ツカツカこっちに来る。


え?何?と思いつつ、

見ていると

こんだけ席空いてる、

つーか客、俺ひとりなのに

何故か、このにーちゃん、


俺の隣に座りやがった。


はぁ?

なんで隣?


近っ。

おかしいやろ。

カウンターがL字型なんだけど、

店の中で俺とそいつが

ポツンと隣り合わせて

一番奥に二人座ってる状態。



連れか!

なんやねん、

このクソガキ。と横目で見てると、


そいつ、なんて言うたと思います。







俺のランチ指さして、

「同じやつ」やて。










あかん、もう我慢できん!
















変・な・ひ・と・た・ち NEO-img_1514156_50478396_0.jpg



斬る・・・。



















変・な・ひ・と・た・ち NEO-img_1465025_38573552_1.jpg


ひとーつ
そなたは、失礼な不届き者。


これだけ席が

空いてるのにも関わらず、


わざわざ人の隣に座る無神経な輩。

これは、
迷いもなく、「奥から二番目に座る」

イコール

「最初から奥から二番目に座ると決めている」ため。

つまり、拙者がいようが、いまいが、


そなたのお気に入りの

「奥から二番目の席」に座ることを

店に入る前から決めておったのじゃ!



神経が図太そうに見えて、

実はそんなジンクスみたいな

ちっこい事を気にする、小心者がー!

※勝手に決め付け(笑)










変・な・ひ・と・た・ち NEO-image~04.jpg



ふたーつ!


横に座ってる人の

食べてるものを指さして

「同じやつ」とは、これいかに!


そなたは、

店頭のランチの見本を見て

「ランチ」と決めて店に

入って来たはずであろう。

さらには、店の奥で食べてる、

拙者の「内容」「器」を

歩きながら、着席までに確認して


「あ、あれはランチや」と確信して、

店員にオーダーしたのでは?


と、言うことは、


「お・な・じ・や・つ」と5文字言うよりも




「ラ・ン・チ」と3文字言う方が


経済的なのは明らか!


この2文字が、

積もり積もって、

一生で三泊四日の旅行分くらい

損をしておくがいい!

この自己チューを気取った、

ただの無駄文字垂れ流し男め!








ええい!

成敗してくれるわ!





「あ、お客さん、

それ熱くないですよ」



え?


隣のKY野郎を成敗する、

シュミレーションをグフッと笑いながら、

頭の中でしてたら、




無意識のうちに冷麺、

ふぅふぅ冷ましながら食ってた。


以前、同じ事をした上司を

アッポちゃんとして

本ブログに取り上げた本人が

同じ事をしてしまったやんけ。


イヤーン(ノ∀<*)恥ずい。






って、あれ?


にいちゃん、

とっくに食って、もうおらんやんけ!


俺としたことが、

相手もいぬ状態で





「エア成敗」をしてしまった。


まぁよかろう。


誰も傷つけないし、

誰も気付かない。


しかしながら、

都市伝説だがエジプトの遺跡からも、

法隆寺の柱からも


「最近の若い者は・・・」


と書かれた一文が見つかっていると聞く。

俺も、

そんなことを思う歳になったんか・・・


と思いながら、


いやいやいやいや。


今日のにーちゃんは

あれ特別やでンゲップ!

とブツブツ言いながら、

王将を出る。


王将のディスプレイの七夕の笹に、


子供の字で「おにぎり」と書かれた


願い事の短冊が、

唯一俺を癒してくれたのであった。



あんな、若者にならんと、

おにぎりになりたいと書く

その天然ボケを磨くのだぞ。


あ!もうすぐ打ち合わせの時間やん!

エア斬ってる場合か!


急げ~!


チャンチャン♪