「小さいネタ」


小さいネタ、小さいネタ
みいつけた

誰かさんの小さいネタ見ぃつけた~♪






家族からの要望があり
晩めしは「く○寿司」に決定した。


5皿毎にタッチパネル上で抽選のある
あの回転寿司屋だ。




いつも満席なので、ウェブから
時間予約をし、その時間に間に合うように
店に入った。




予想通り家族連れでごった返していたが
こちらは予約している身。



ほぼ時間通りテーブルに案内された。


席についてさぁ~何にしようかな~と
品定めをしていると



急に
息子が椅子の上に立ち上がった。

先日の「コンビニ」記事でご紹介させていただいた
我が家のチビである。










「う○こ!」







ガクッ・・・


さぁ、食べようとした矢先である。




家でしてこいよ~

と泣きのツッコミをいれたが
まぁ仕方ない。



嫁がトイレに連れて行ったので
娘と先に食べ始めた。


「まだ小さいし、
仕方ないよね~
お店でう○こしても。」


娘の、わけのわからないフォローに
のどを詰まらせながら


そ、そやな~などと
精一杯の相づちをうつ。



それより
さっきから、うちの次のテーブルの
小学生が、レーンに流れている
寿司を俺が取ろうとする度

「え?」

みたいな顔しやがるが気になる。



多分、それ僕がとろうとした皿やのに~
ということなのだろう。


しまいには、

一塁ランナーを見る
牽制前のピッチャー

のような
視線で、肩越しに
人の手元を見るようになったが、



パネルで予約せんもんが
悪いんじゃ!

とばかりに
反応を無視して皿を取る俺。






小学生とのシリトリで
ガキ風情が「き」攻めしてきた折り





「禁中並公家諸法度」
(きんちゅうならびにくげしょはっと)

で返し
逆に「る」および「ぴ」攻めにて
完膚無きまでたたきつぶす俺である。
わしに挑むなど1億年早いわ!


ということを思い知らしてやった。








「こないだ、幼稚園で
大きくなったら何になりたいって聞かれて
「ママ」って言ったんやて。
ゲラゲラゲラー。」





なんじゃ!パパちがうんか!

つーかママってどないやねん・・・



たわいもない会話をしているうちに
息子がもどってきた。



ふっ。スッとした顔してやがる。


頭なぜて
よく言えたな~と一応ほめて

さ、好きなん食べや
と言った途端、



彼は大きな声でこう言った。











「パパ、

長いう○こ出るとき

お尻が『ミチミチミチ』って

音するな~」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







も、物食べる店で
あ、あかんやん、

その大声発言。






てか、ミチミチて・・・






は!







周囲のテーブルから
誰彼問わず


牽制前のピッチャーの視線が
送られていた。




大笑いしてる娘とは逆に

親二人メッチャ縮こまりながら
寿司を食べましたとさ。



小さいネタ、小さいネタ
みいつけた~・・・♪





小さすぎるて?


一応寿司とネタが
かかってるんですけど
何か!ふんっ!(逆ギレ)